設定長くてしょうがない

　
やっと投稿できました〜。
喫茶店になってしまった古道具屋の居候、クラウリオさんです。
長くてめんどくさいからクラリンとか呼んでやりましょう。
きっと喜びます。

【クラウリオ・ラウディン】
　
年齢： 35才
身長： 178cm
体重： 65kg
性格： おおらかすぎ・細かい事気にしなさすぎ
特技： 聞き上手・紅茶を入れる事
弱点： ものが捨てられない・片付け下手
　
いいとこ20代後半にしか見えない35歳。
6歳になる息子、サニーがいます。
おおらかすぎるほどおおらかで、いつも微笑みを絶やさない癒し系。
ある日ふらりと村に息子と二人でやってきて（無計画）、宿を貸してくれた古道具屋さんになんとなくそのまま居着いて早一年。
道具屋の主人はもうかなりのお年で後継者もいなかったので今じゃクラウリオさんが店主のような感じになっちゃってます。
「古道具屋」と看板を掲げていますが新品の生活雑貨や花や野菜の種、あとは村の人が個人で修理できないものを修理したりする技術屋さんでもあり、やってる事は幅広くほぼ何でも屋さんです。
持ち前の人好きのする笑顔と物腰で、特に奥様方に絶大な人気。
そんなに仕事もないのでいつも暇そう。
お客さんが来るとにっこにこしてすごく喜びます。
　
　
「こんにちはクラウリオさん、今日娘とアップルパイを焼いたの。良かったらサニーくんと食べてくださいな」
「わあ～、これは美味しそうです。やや。焼きたてですか、まだ暖かい。
サニーくんも休憩した方が良さそうですし、せっかくだからご一緒にお茶にしませんか？良い茶葉が入ったんです」
「あらよろしいの？でもサニーくんが…」
「あはは、あの子はいつもああですから。
皆さんとのお茶をちゃんと楽しんでますよ。少し、分かり難いですけど」
「じゃあお言葉に甘えてご一緒しちゃおうかしら。あ、だったらご近所さんにも声かけてくるわね、アイドル二人を独り占めしたらあとが恐いわ」
「ふふ、是非誘ってきてください美味しいお茶を用意しておきますから」
　
　
そんなこんなで昼下がりは奥様方の憩いの場と化しています。
クラウリオさん自身がお茶にかなりのこだわりを持っていて、茶葉もそこまで高級でなくとも良いものを厳選して使っています。
これが結構評判でお茶目当てで来る村人も増えてしまったので狭くごたついた店の一角にお茶スペースまで作るほど。
本人は金銭感覚ほぼゼロで全く気にしていなかったのですが、最近すっかり常連になったマーシマに諭され（「なにやってんの、馬鹿じゃないの！？」というような諭し方）僅かばかり代金を頂くようになりました。
んで、それまで「タダ」を気にしていた人達も気兼ねなく来るようになって本業すっかり喫茶店です。
　
今では全く面影がありませんが昔はかなりやり手、切れ者の商社マンだったそう。
しかしその生活に未練は全くなく、「こちらの生活の方が性に合ってます」と笑っています。
村に来てからは有り余る暇を使って趣味を探すのが趣味になっています。
手当り次第に挑戦して首までどっぷり浸かったら、「じゃあ次は…」とまたもや趣味探し。
エプロンのアヒルさん刺繍も趣味のひとつ。
もっとステッチやらアップリケやらを使ったエプロンも作ったのですが、息子に止められたので泣く泣くタンスの肥やしになりました。
髪はゴムでまとめて上から革製のバレッタをつけてます。
バレッタは奥さんの持ち物。
奥さんは一年ほど前に病で亡くなっており、村に来たのもその事がきっかけだったようです。
左手薬指のシンプルな指輪は外すつもりはないそうです。
　
＊＊＊
　
以下追加分。
年齢分だけ過去があるわけで、だから他のキャラよりも長くなるわけです。
どっから書けば良いものか…；
　
■名前
クラウリオさんはマーシマと違って生まれも育ちも都。
なのでファミリーネームもあるわけです。
というか村が特殊なのです、みんな大雑把。
奥さんの家に婿養子として入ったのでそちらの姓です。
　
■都での生活
上で書いた通り「やり手、切れ者、超エリートな商社マン」でした。
かなり大手の会社に勤め、そこの社長令嬢と結婚し、ほどなくしてサニーが生まれました。
仕事も家庭も順調、順風満帆。
その幸せの絶頂期に彼の奥さんは突然の病に倒れ、あっけなく逝ってしまいます。
　
幸せすぎた思い出に負けてしまいそうだったクラウリオは仕事を辞め、家も売り払い、しかし姓だけはそのままでサニーと都を出て行きました。
そしてそこで古道具屋の「親方」と出会い、今に至るわけです。
　
■親方
とても頭の固い、曲がった事が大っ嫌いな古道具屋の爺さん。
てやんでい、べらぼうめな印象からか皆に「親方」と呼ばれています。
本名は本人も忘れた。
そろそろいい加減年に勝てなくなってきて、「店たたむか」と考えながら家路を歩いていたら「さて宿はどうしましょうかね、こまったなあ」とか全然困った様子が伺えないニコニコ顔で子供に話しかけている不審なよそ者を発見。
で、なぜだか話が弾んで「宿がないならウチに来い」となり、一日が二日、二日が三日になって気がつけば完全なる居候。
クラウリオの事もサニーの事もすでに身内のように思っています。
特にサニーには激甘。
表情は怖いままでも猫っ可愛がりが見て取れます。
もとから店もたたむつもりだったので喫茶店もどきになっても全然構わない様子。（さすがに最初は驚いたようですが）
しかしまだまだ「親方」っぷりは健在で、がきんちょ共から恐れられています。
ちなみにサアラの天敵。
　
■お守り
当然村の人のような家に伝わるお守りは持っていません。
あれは村内での特殊な風習なので。
個人的にお守りとしているのは奥さんの形見のバレッタでしょうか。
家を出る時にほとんどのもの処分したのでバレッタとサニーが持っているロケットペンダントだけが奥さんの形見です。
あとクラウリオにとってはサニーも形見でお守りかな。
　
そうだ、クラウリオはサニーの事くん付けで呼んでます。
特に意味は無し、そういう性格なので。
　
　
…長過ぎ。
すいませんまだあるんですけど今回はこの辺で。
残りはサニーの時にでも書きます。
いやしかし、他のキャラと違ってなんというシリアスな紹介だろう；
書いてないだけでそれぞれ色々背負ってたりするんですけどね。
カラムとトーチだって両親いないし、七人兄弟ってもの凄く大変そうだし、家が裕福でも別居中だし。
まあ、それもこれも全部ひっくるめて今のお気楽まったりな状態なのです。
気力があったらそれぞれの過去とか書きたいですね＾＾＊