18・思想にふける

「邪魔しないようにとこっそり通り過ぎるはずだったのに、足下に落ちていた石ころのせいで気づかれてしまって…。
…案の定、わざとらしいくらい眉をひそめられちくちく嫌みを言われました………」
（教会事務職員Aからの報告）

43・納得いかない

ミ：「出してくださいよ〜っ！！」
ジ：「却下だ。しばらく反省してろ｣
ミ：「なんで！こんなの横暴です!｣
ジ：「こんくらいしないと絶対厨房行くだろ!｣
ミ：「ええい、こんなもの巫女の権限で突破して見せます。私のために料理長が作ってくれたイチゴ１５％増量の特製ショートケーキが待ってるんですっ!!」
ジ：「いつの間にそんな約束を取り付けて来るんだお前は!!｣

20・目が笑っていない

オリキャラのジルフェスさん。どうやら教え子のテストの出来が芳しくなかったもよう。

ジ　「なんだその誇らしげに掲げた紙切れは」
ミ　「ふふ〜ん、何に見えますかジルさん！」
ジ　「…俺の目が確かなら、机の引き出しの奥底に隠しこそすれ自分の教師に自慢げに突き出せるものではない点数の答案用紙に見えるんだが」
ミ　「ピンポーン、せ〜かいです!さすがジルさん、的確な描写力ですね」
ジ　「……で？」
ミ　「ええ〜っわからないんですかぁ？点数をよく見てくださいよ」
ジ　「…これは俺が震える手で書いた『８』点だな」
ミ　「ちっちっち。ちが〜いますよ、ほらいつもの『８』と違って歪んでて斜めってるじゃないですか」
ジ　「かなり精神力を削られたんだ」
ミ　「これってあれですよね、こないだ算数で習った…」
ジ　「何だ覚えてたのか!そうだこの問題はこの間教えた…」
ミ　「『むげん』ですよね！」
……………。
ジ　「……なに？」
ミ　「だからぁ、この前教えてくれたじゃないですか。『数量や程度に限度がないこと』って」
ジ　「まさか『∞』か？」
ミ　「そうそう！『アブさんのポケットから出るお菓子のことですね』って言ったら『そうだな』ってジルさんも言ってたじゃないですか」
ジ　「……それでお前はこの『∞』をどう解釈したんだ」
ミ　「そりゃあもちろん、『お前の独創的な答えには点数なんてつけられないぜ、しかたがない、最高評価の∞をやろう』ってことですよね！」
ジ　「………ミレイユ」
ミ　「はい？」
ジ　「今日から『無限』の意味をたっぷりその身に教えてやる。手始めに百ます計算ドリル一日百冊だ!」
ミ　「えぇえええっ！？そ、そんなの終わるわけないじゃないですか!せめて一週間ですよ!」
ジ　「安心しろ。睡眠をとらなければ何回日が昇って落ちようと体感日数は一日だ」
ミ　「そそそんなむちゃくちゃな！目が笑ってないですジルさん!!」
ジ　「当然だ、本気だからな」

そんな彼らの日常。
お題ではこの人たちを描いていこうと思います。制覇…できるといいな；
（ちなみに『アブさん』とはお医者さんの『ライルド・アブソルト』さんのことです。）

少し変わった表情で50のお題

これ掲示板で挑戦してるんですが、その他の絵アップしてたらどんどん流れて分かり難くなりそうなので、こっちでまとめることにします。
うう、やっぱサイト欲しいなあ…。

１・本気で怒る

２・祈る

３・あきらかな動揺

４・不機嫌

５・悪戯な笑み

６・目を丸くする

７・寝起き最悪

８・泣くのを堪える

９・自嘲する

１０・見下す

１１・愛おしそうなまなざし

１２・傷つく

１３・儚げな

１４・静かに泣く

１５・諦める

１６・笑うのに失敗する

１７・感情のそげ落ちた

１８・思想にふける

１９・まどろむ

２０・目が笑っていない

２１・嬉し泣き

２２・苦しむ

２３・おもいきり照れる

２４・虚ろな瞳

２５・幼い

２６・怯える

２７・絶望する

２８・期待と不安の狭間

２９・ほほえましい

３０・図星だった

３１・ため息をこぼす

３２・弱々しい

３３・満面の笑顔の裏

３４・愛しい人を思い描く

３５・和む

３６・人に見られたくない顔

３７・安堵する

３８・悔しい

３９・決意を秘めた瞳

４０・可愛い一面

４１・泣き叫ぶ

４２・寝ている

４３・納得いかない

４４・子犬の瞳

４５・困る

４６・拗ねる

４７・ぶち切れ寸前

４８・感動する

４９・睨み付ける

５０・幸せをかみ締める