何気にどきどきしてたのに…

朝も早よからお母さんに叩き起こされて（とか言ってもすでに７時）なんだよ〜と思いながらも身を起こしたら命令されました。
「あんた、今日予防接種受けてきなさい」
ということで学校帰りにいつもお世話になっているお医者さんに行くことに。

近年注射とは無縁だったので「たいしたことないさ、あはははー」とか頭で思っても次の瞬間には「でも採血と違って薬がぐぐぐ〜ッと入ってくるあの感じがっ…」という押し問答？みたいなのが延々と地味に続いておりました。
いや、逃げたいほどやりたくないわけじゃないんだけど妙に時間があるせいで余計に根性が座らないっていうか。

とにもかくにも命令通り、学校からの道すがら久しぶりの病院に足を運んでちょっとビクビクしながら受付の人に向かっていきました。

「あの、予約とかしてないんですけど予防接種って受けられますか？」
「ああ…、予約がないと無理ですね…」
「じゃあ今予約していっても良いですか？←（早くすませたかったのと、恐怖が延期されたので複雑な心境）」
「はい大丈夫ですよ、何の予防接種ですか？」
「（種類とかあるのか）ええ〜と、ハシカです」
「あ、ハシカはちょっと…」

今日の朝、うちのお母様はハシカが猛威をふるって首都圏の大学が次々休校になっているというニュースを見て指令を下したのである（一週間以上前から知っていたはずだが何やら危機感を覚えたらしい）。
そういえば北里大学も休校したと、先週あっちにも教えにいってる英語の先生が言っていたっけ。

そう、つまり。

ないのだ！ワクチンがっ！！


あまりの広がりっぷりについには無くなってしまったらしい。

そんなこんなで結局私はいつもの通り、本屋で小説買ってコンビニでわさビーフ買って鼻歌歌いながらチャリで家路についたのでした。
腕に残るはずだった正方形のガーゼも無く…。