久々に観たくなりました（追記に拍手返信）

昨日久しぶりに電車を乗り継いで街に出ました。
地元そこまで田舎じゃないんですけどね、しかしあるのは酒屋と駄菓子屋とコンビニ。となりの駅まで行けばスーパーがあります。
まあ、そこまで不便でもないし、出無精な私は前日くらいから気合い入れないと電車まで使って出かけるなんてこと出来ないんですよ＾＾；

今回は今アニメーション教えてくれてる先生の講演会みたいなのがあるということで友達と一緒に行ってきました。渋谷まで。
片道一時間半！……精気抜かれました（--；）
おまけにこないだ買ったばっかの靴で靴擦れするわ、駅から徒歩五分の道で道に迷うわ（正反対の方向に進んでいました）、遅刻ギリギリでしたがなんとか間に合ってほんとよかったです。

脚の皮が引き攣れて痛いながらも面白いお話がたくさん聞けて楽しかったです。
先生とは毎週会ってるはずなんですけどね、でもアニメのことなんて全く分からないからいつもそっちのこと訊いてばっかりで先生の監督作品の細かいことまで訊いたことあんまりなかったからすごい面白かった〜v

やっぱり一般的に一番有名な『フランダースの犬』についてのお話が主でした。
私くらいの年齢の人はあまりピンと来ないかも。名前知っててもちゃんと観たことない人が多いんじゃないかな。
私は何年か前にお父さんがツタヤで借りてきたことをきっかけに家族ではまりまして、それで少しは知っていたから楽しめました。内容よく知らない友達も楽しめた講演会だったんですけどね＾＾＊
小さい会場ながらも（最大収容人数100人くらい）舞台の上で『フランダースの犬』の各場面について進行のお姉さんと話している先生を見て友達と「……すごいひとなんだねー」「全然考えてなかったけどねー…」としみじみ語ってしまいました（笑）


知ってました？『フランダースの犬』ってアニメ版と原作版って全然違うらしいですよ。
原作版ネロの年齢はなんと15歳！ちなみにアニメ版10歳くらい。
日本で言っちゃえばその年齢って既に元服してる歳で、もう立派な大人なんですよね。
「そんな青年なネロとアロアが幼なじみといえども風車小屋にこもっちゃったら、そりゃ親父は引き離しますよね」と先生も言っていたが、………確かに。
アニメ版の二人はそういった感情は無く、純粋に『大切な友達』なのです。
良かった、そういう設定に作り直してくれて。

原作は「え、これ児童文学なの？」と言ってしまうような結構殺伐とした話らしいです。
だからアニメにする時にほとんど話を作り直したとか。
原作の中から伝えたい要素やエピソードを取り出してそこから膨らませていって50話ちょいのお話にまとめたそうです。
というかぶっちゃけた話、原作の話を使っているのは最後の数話だけだとかなんとか。
まだ絶版にはなっていないそうですから興味のある人はどうぞ。岩波文庫って言ってたかな？
私としてはアニメ版を激しく推薦しますが。
結構長いけどさ〜、観たことない人は観た方がいいって！

でもってアニメ版20年後にまた先生が監督をして劇場版を作ったそうです。
これアニメ版とラストがちょこっと違うんだよ、おまけに20年後のアロアも最後に出てきます。
アロアだけ悲しいままアニメが終わってしまったので、どうにかしてあげたくて劇場版を作ったと言っても過言じゃないそうです。

講演会が終わってロビーに出て、先生に挨拶して帰ろうと思ったらサインをせがまれているのを見てまた、「ああ、サインを頼まれるような人なんだな…」となんか変な感じがしました＾＾；
私も卒制終わったらサインもらおう。
親からも「写真とって来て！」って言われてるし（笑）

＞泉　成人さん
お返事遅くなってしまって申し訳ありません。
泉さんのHPでお返事もらっただけで舞い上がってましたのに、わざわざこちらにまで！
ありがとうございます嬉しいです〜（＞//＜）

卒制頑張ります！お、思う通りに動くか分からないですけど最大限努力します〜！
それと途中で作画崩壊しないように頑張ります（--；）
応援していただけてまたやる気をいただきました！
絵板はちょっとお休みになってしまうかもしれませんが、切羽詰まった時にこそ描きたくなってしまうんですよね＾＾；
線画だけは描き続けると思いますのでチラッとでも見てくだされば嬉しいです。

嬉しすぎるお言葉本当にありがとうございました。
これを糧にこれからの絵地獄乗り切っていけそうです！


他にも拍手をくれた方々、どうもありがとうございました！